やればできる子が、なんで図のキャプションは下で表のキャプションは上なんだろう
と悩んでいます。いや、たぶん悩んでいないが。
...なるほど、難しいですね。ちょっと考えてみます。
ググってみると、いろんな論文誌等の規格に定められてはいるんですが、理由までは書いてません。習慣なんでしょうが、これだけ統一されてるってことは、何かもともとの理由があるんだろうなあ。
たぶん、やればできる子のことだから、
「風水学的にはキャプションを南に、表を北に配置すると
結婚運が上昇するといわれている」
とか、
「キャプションの位置はあなたのプライドの高さを示しています。
図はあなたにとって大切な人、表はライバルの暗示です。
今週のラッキーカラーは黒。素敵な出会いがあるかも。」
とか、そんなのを求めているんだろうけど(偏見)、あえてまじめに調べてみる。
まず組版の原則として、図表は極力上に、というのがあるらしいです。
図や表が下方にあり,ページの下の方が白くあいたように見えると,
ページの見た目の安定性に欠けるからだと私は想像する
らしい(さくさく作文技術 草稿より)。
文字は固めてピラミット型が美しい、ってことでしょうかね。これを基本に、
じゃあ図はなんで空白やねん、というところが苦しいのですが、
図より文字のほうが黒インクの密度が
確率的には高い、とか、活字での組版を想定すると、
絵や写真は字と別扱いするんだとか、なんか適当に理由はあるにちがいない。知らんけど。
たぶん、同じ理由で、1ページに図、表が混在する場合は、図、表、文
の順で並べると収まりがいいんじゃないかなあ。と、そう思ってその辺の教科書を見たら、うーん、けっこうまちまちですねえ。
LaTeXではそのような順で配置されるようなので、そんなに遠くはないと思うのですが。
追悼。人は死ぬように出来ているのだねえ。どうぞ安らかに。
100巻の直前に慌てて追いつかねばと思ったのが懐かしい。
まあ最終話は自宅から見つかったりしそうな気が。
それにしても累計3000万部とは。思った以上にみなさん追いかけてたのね。