そういえばCuboro(キュボロ)のことを書いていなかった。5歳になった長男にプレゼントしたおもちゃで、いわゆるピタゴラスイッチ系ビー玉転がしキット。これが恐ろしいほど長男のハートをキャッチしたらしく、3ヵ月ほど遊び続けている。
大人が見てもよく出来ている。木製の立方体だけで構成される造形的な美しさもすばらしいが、トンネルの複雑さや、溝に傾斜がなく、落下パーツで得た速度と摩擦で決まる距離を進みきるまでに、次のフロアに降りねばならないところがなんともよい。
さて、夢中な長男だが、Youtubeに上がっている動画を見て再現するあたりに感心していたらそんなものは序の口で、パーツ番号を暗記し、
方眼紙に設計図を書きはじめ、ついには、寝起きに「夢で見た!」と称して設計図を書いたり、持っていないパーツや想像上の自作パーツを使い始めた。もちろんよく見るとちゃんとコースが成立している。大人はパーツ番号の暗記からついていけてない有様だ。
すさまじい才能が開花しつつあるのか、人としての道を踏み外しはじめたのか、判断しかねる領域に突入。まあ、面白いからこのまま観察する。