やっと見れた。踊る大捜査線のスタッフが讃岐うどんブームをテーマに作ったという映画「UDON」。
うんちく系や小ネタは名著「恐るべきさぬきうどん」からの引用ばかり。何よりうどんが美味そうに撮れていない。ご承知かどうか知らないがうどん好きには麺の輝きとエッジでその麺のうまさが知れるわけだが、どうもあの実物を目の前にしたときの感動が十分表現しきれていない。まあ、あの店とかあの店とかが実写で見れるのは良いけども。
と、いきなり否定的なとこから入ったが総合的には面白かった。ちゃんとブームの光と影を描いているのも好感が持てるし、ストーリー的な見せ場も多い。音楽含め盛り上げ方も良い。かなり非現実的なエピソードが多いし、まあ良くある人情系ドラマなのであるが、ありがちじゃんとかありえねーとか言いながら笑ったり泣いたりできる。普通に良く出来たエンターテイメント映画。