あけましておめでとうございます。技術者なので書き初めはコードで。
koshianというBluetooth LE 内蔵マイコンの小さくて安いモジュールがマクニカから発売されています。これがほんとにちっちゃくて、創作意欲を掻き立てられます。
iOSやJavaScriptからの制御を基本とするkonashiというBluetoothLEのServiceをベースとしています。なんでJavaScriptなのかというと、どうやらiOSのストア縛り上でユーザ編集可能なプログラムを走らせるための苦肉の策のようですね。AndroidSDKもいちおう存在しますが、あまりメンテされていないようで、いずれにしてもiOS特化に強い意志を感じます。しかし、私としてはむりにスマホから使う必要はなく、PCからでよいので、リモートアクセス可能なちっちゃくて安いArduinoとして使いたい。
ということでPythonでKoshianをArduinoっぽく制御するライブラリを書いてみました。koshian.py (こしあんパイ)といいます。この名称を付けたかっただけという話もあります。。。
こんなかんじでLチカできます。
from koshian import *
class myKoshian(Koshian):
def setup(self):
self.pinMode(PIO5, OUTPUT)
def loop(self):
self.digitalWrite(PIO5, HIGH)
delay(1000)
self.digitalWrite(PIO5, LOW)
delay(1000)
k= myKoshian()
k.run()
サーボもこの通り。
k= Koshian()
s=Servo(k)
s.attach(PIO1)
s.write(90) # degree
残念ながらBluetooth LE制御のライブラリの機種依存性があり、Linuxでしか動きません。I2CとUARTのデバッグがまだですし、スクリプト実行ごとにリセットを入れないとダメだったりいろいろダメなんですがひとまず公開しちゃいます。早くしないと「こしあんパイ」って先に言われちゃうかもしれないので(笑)