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2004-09-11 [長年日記]

村上春樹とロバート・B・パーカー

明日から箱根。一泊コンピュータから離れて読書三昧、と思い、本屋に行ったところ、村上春樹の新作と、ロバート・B・パーカーの新作文庫が。この二人の作品はかかさず読んでいるのでとてもうれしい。

村上春樹の長編はずいぶん久しぶりのような。「海辺のカフカ」以来ですか。えーと、2年ぶり?題名もグッとくるので楽しみだ。やっぱMacユーザだからだろうか?
はて、なんか、帯が何種類かあるんですけど??コレクターズアイテムか?

パーカーは、文庫になるまで待つことがほとんどだけど、全巻読んでる。いや、いいですよ、パーカーは。
正当派ハードボイルドものと比べるとずいぶん主人公が悩む。タフでマッチョなスーパーマンが人生や恋や交友関係に悩む。悩む。悩む。それでいて日々の生活はこなしつつ、冗談を言い、淡々と最善の解を求める。読んだことなければ、ぜひ、「初秋」は読んでください。スペンサーシリーズの最高傑作だけど、この一冊をいきなり読んでも大丈夫。

新作についてはいずれ。欲を言うとやはり、ジェッシイ・ストーンやサニー・ランドルではなく、やはりスペンサーが読みたいのだが。