曲のコード進行をグラフ表示するとなんか面白いかな?と唐突に、思い立っていくつかやってみました。
まずはシンプルなところから、Hotel Calforniaです。
ほとんど一発進行な曲なのですが、一発進行が長いループになっているなか、サビではBm7を挟んでGを頭にした小さいループをたどり、最後は長いループと同じ出口で抜けてますね。...と、分かってる風なことを書いてもだからどうなんだっつうのはありますが。それにしてもBmからF#という最初の2コードだけでこの曲を連想するぐらい強力な一発進行です。
次もシンプルなやつで、Let It Be でやってみましょう。もっと超シンプルかと思ってたのですが、経過コードが結構入ってて意外とわかりにくいですね。とくにブリッジ兼エンディングの例の印象的な進行は道に迷いそうです。あと、小節が変わるとコードチェンジしないとイヤ病患者な私としてはサビのCにとどまった勇気に感心しました(そんなもんか?)。
さてここで一気にブリッジと経過コードとか諸々大胆に取っ払うと....えいっ。
..えーと、さすがにAmをなかったことにする勇気は私にはありませんでした。ということで教科書どおりというかなんというか、最初に想像してたのがこれですよ。すごいねえ。
まあもちろん、取り除いた部分がなければもうひとつ面白くないわけですが。つーかここまで分解しちゃうとそりゃそうだろってことになるわけですが、こんだけCFGと連発しておいて、F->G->Cが無いのね。まあ一応神様の曲だしアーメン進行にこだわったってことかしら。よくわかりませんが。
さて、もうちょい複雑な曲を何曲かやってみましたが、複雑すぎてわけわからないものがほとんどでした。
結局のところはコード進行をこういう風に描いてもそんなにいろいろ分かるわけじゃないと。だいたいシンプルなものしかあれこれ言えないってのは私の音楽知識が足りないせいもあるのですが。
こうやって描いたらある図形が浮かび上がってきた!!とかだと面白いのだけどそれはもう現代音楽のようなものになってしまうのでしょうかねえ、とグダグダのまま終了。
ちなみにコード進行をこういうところに載せるのはOkなのか、と調べてみたところ、ホームページへ特定楽曲のコード進行表を掲載しても大丈夫とのことで、タイトルとコード進行なら(要は歌詞がなければ)良いとのお達しが例の組織から出ているそうで一応安心して載せます。そもそもコード進行は著作物なのかとか議論はあろうし(個人的にはなぜ議論の余地があるのかが不明ですが)、こういう書き方だと元の曲との対応は一般にはとれないはずなので何を心配してるのかもうわけわからんのですが、まあ一応。
コード・プログレッションってお決まり的なものが多くて、FUSIONだRockだ古典音楽だといっても、同じようなパターンが多いので、もし著作権をとるなら、誰のがオリジナルなのか解らないような気がします。マラゲーニャ風なコード進行とかひょっとしたら、1800年代にマラガの街頭でイカの唐揚を売っていたおっさんの鼻歌が最初かも?!
ども。聞きかじりで知ってる限りのことを書いてみます。<br><br>コードに関してはJASRACは容認する方針のようですが、日本では著作権は取るものじゃなくて著作した時点で自然発生するようなので、そもそもそれが著作物かどうかと、引用かどうか(私的複製と引用は侵害には当たらない)が議論になるようですね。著作物かどうか、については私もやまさんと同じ見解(JASRACも同じらしい)ですが、ネットで読んだ限りでは著作物と判断する著作権保持者もいるようで、なかなか難しいようです。
面白そう! と思ったけど、ううむって感じですね。<br>機能別に分ける(T,D,SD etc)というのもいまいちな感じですしね。
うーん、そうなのよ。もう一息でした。
とっても面白いです!<br>Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰみたいにリニアに表現されてるより楽しいです。<br>曲中で何度もコード間行ったりきたりする所は線が太くなったりするってのはどーでしょう?リンク度が強いみたいな。。
どもー。デフォルトだと線はリンク数分だけ引かれちゃってうっとおしかったので1本に集約したのですが、なるほど、太くするのも面白いかもですね。