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2008-05-18 [長年日記]

初人間ドック

風邪が治らないのですがそのまま受診。おっさんが大量に集まっているのですが、私もついにその末席に並ぶことになったのでしょうか。まあ、おっさんかどうかは年齢で決まるのではないと考えていますので努力しますが。

人間ドックという言葉の響きから、なにかコンベアとかにのせられて、各工程でカプセルのようなものに入れられてなにやら電子的な手段とか注射のついたマニピュレータとかで全身くまなく調べられる、というイメージでしたが、ただの項目の多い健康診断なわけですね。そりゃそうですが。

さて人間ドックといえばバリウム。聞いていたほどまずい代物ではなかったです。進歩したってことかしら。量が多いので腹がふくれて気持ち悪いですが。胃の検査はなにやら立派な可動式ベッドでぐりんぐりん回されつつ行いましたが、立派な装置のわりに微調がきかないのか、「はいもうちょっと左斜めー」とか「そのまま左方向に一回転してー」とか指示がとんできて、なかなか世の中便利にはならんのだなあと思いました。

そういえば「次に何を受診するか」の指示のためにあらゆる箇所に看護士が待機してくれていて、大変分かりやすいのだけどコスト的にはどうなんだと思ったのですが、適宜空いている検査項目に患者を配分したり、朝遅刻した先生が居てルート変更したり、というような動的タスク管理をやってたり、じいちゃんばあちゃんを世話話をしつつ誘導をしたりと、人間系の管理は人間系でやるべきなのかもなあと思いました。もしかしたら看護士のコストより医者のスループットを下げないことのほうが重要だということなのかもしれませんが。