と、いうわけで帰ってきました。結局与論島には一泊しかできなかったのですが、天候に恵まれて青い空と海を堪能してきました。
いろんなひとから、「まだ寒いよ」と言われていたのであまり期待してなかったのですが、天気が良かったせいか、体感的には初夏といったところで、昼間はTシャツだけで大丈夫でした。夜はさすがにまだ肌寒い。
ほんとうは2泊だったのだけど、一日目、那覇〜与論の飛行機が機材トラブルでいきなり飛ばない!なにせ一日一本なので、飛ばないとそれで終わりです。「もう少し早く来られたら鹿児島経由で行けたんですけどねー」って言われたが、パンフの集合時間より早く来てるんだぞ!いきなり凹む。
結局JALが那覇のホテルを確保してくれたので、那覇で一泊することに。国際通りすぐそばのしょぼーいビジネスホテル。お詫びに夕食も、と言うが、こんなとこの料理食べないでましな琉球料理たべるぜ!とキャンセル。JALへの評価は下がる。こういうときはもっとましなホテルを取ってくれよ!と思うのは貧乏性だろうか。
昼は、国際通りをぶらぶらして、有名なtacos-yaでタコライスを食べる。タコライスはレトルトでしか食べたことがなかったが、いやまいった、こんなにうまい食べ物だったのか。チーズと肉がとてもいい感じ。国際通り自体は、..うーん、京都の新京極みたいな、土産物通りなのだけども、なんつーか軽薄短小でつまらん。おもしろい店も数軒あったけど、ほかは泡盛とSPAMと沖縄限定菓子とかで埋め尽くされていて、修学旅行相手なのねといったかんじ。
飯を食べてしまうと手持ちぶさたになってしまったのでさっくりレンタカーを借りて本島北部の名護市まで片道1時間ちょいのドライブ。満開の桜を見る。2月に花見なんてのもいいかんじではないか。飛び込みでレンタカーが借りれて良かったが、カーナビの性能が悪くて苦労する。沖縄自動車道は、うーん、結構単調で、山の中なのであんまり運転はおもしろくなかった。
夜はさとなお氏も絶賛の、国際通りをちょっと脇道に入った、あんつくに。ゴーヤチャンプルー、ミミガー(豚耳)の和え物、らふてぃ(豚角煮)、じゅーしー(雑炊)、豆腐よう、豚タンの炒め物、どれをとっても最高で、たらふく食って二人5000円ちょい。安すぎ。機会あればまた行くぞ!
次の日はようやく与論に。定員40人ほどの小さな飛行機。
空港はちょっと大きめのコンビニぐらいの大きさしかなくて、なんとも言えない風情。徒歩1分でビーチ。
与論島ははっきりいって海以外になんにもない島で、この時期は泳ぐにはまだちょっとつらいので人がほとんどいません。旅行客もほんの数組といったところ。いやあ、いいねえ。人がいないのは。
初日は百合が浜という、干潮時にだけ沖に現れるちいさな浜を見に行く。グラスボートで魚を見ながら移動。水の透明度は半端じゃない。浜には星砂が混じる。泳げる時期は人でいっぱいらしいが、人っ子一人いません。
宿に帰ると、宿のプライベートビーチもほとんど独占状態で、ねそべってずっと本を読む。非常に贅沢な時間を堪能。
CDウォークマンを持っていったのですが、あまりに静かで、しかも波の音がすばらしいので、ほとんど使わなかった。二日目はレンタサイクルであちこち回ろうかと思ってたのですが、ビーチでねそべるのがあまりに気持ちよくて、そのまま飛行機が出る時間まで寝そべってましたとさ。
いい環境でひたすらのんびり。いやあ、充電されました。
オフシーズンの離島ってイイかも!
昨日急に熱が出た。会社を早退(とはいえ十分定時は超えている)したが、歯が鳴るほどの未体験の寒気に恐れをなして病院に。インフルエンザの試薬に鼻水をつけて待つこと10分。赤と言われれば赤かもしれない、みたいな大変びみょーな結果が出た。「まあいちおう風邪とインフルエンザの薬両方出しときます」とのこと。いい加減だなあとは思うがそれで治るならいいっすよ。
というわけで今日は年休とっておとなしくしてますが、眠いわけではないので本を読んだり映画を見たりしてます。それにしても病気のときは、本とか映画までは良いが、PCいじりは控えといた方がよい、って気がするのはなんででしょう。インタラクティブ度が高いものはダメなのか。でもだら〜っとネットサーフィンしてる時ってインタラクティブ度かなり低いような気がするが。
というわけで映画2本を続けて見る。ネタバレはないつもり。
ミニミニ大作戦 コレクターズ・エディション [DVD](ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド)
ミニミニ大作戦。原題は"The Itallian Job" らしい。原題のほうが良いが、原題なら見なかったかもしれないので、結果的に邦題のほうが良いということになるか。話はルパンな感じで突っ込みどころは多いが、そんなことより実写でよくここまでやったなあ。こりゃあ確かに金かかるだろう。話題となったミニクーパーが走り回るシーンはさほど多くないが、それ以外のシーンが思ったよりちゃんと見れたのでグッド。
バッファロー'66 。これは絶賛している人も多いのでずーっと見たかった映画。だが、残念ながらツボにはハマらなかった。「ライ麦畑でつかまえて」あたりが近いか?ジャケからは全く想像できなかった、いわゆるダメ人間系(これはネタバレ?)なのだが、どうもこのての話は好きになれない。ダメっぷりを笑うほど人間ができていないか、自分に投影しすぎるせいだろう。映像や表現は面白い点が多かったし、ラストもまあ良いと思う。思うのだが、あまりに見ていてつらい。自分のダメ要素と共鳴してかなりつらい。げほげほ。
いずれにせよ、病気のときは「ミニミニ」みたいにぼけーっと見れるエンターテイメントなやつが良いですね。「マッハ!!!!!!!!」とか「ゼブラーマン」とかにすればよかったか。
とりあえず寝ながらネットサーフィンすると不自然な姿勢になるので体には悪いですね。
てなわけでネットサーフィン中にみつけた「仮面ライダーになりたかった戦闘員」をメモ。泣けます。inside out より。
つーわけで、病人らしく、ちゃんと寝ます。
いろいろあって少し外的な刺激が必要と感じたので重い腰を上げ、遊んでくれと泣く子を振り切って行ってきた。時間が無かったので上映ものはすっ飛ばしてインタラクティブなやつを中心に。
舞城王太郎のタイプトレース道〜舞城王太郎之巻は前評判どおりすばらしい。HHKを駆動するソレノイドの塊。ブレッドボードの手作り感がまた好ましく、表示ソフトも、長考したワードがでかく表示されたりして笑える。
虫が這う感触を再現する虫HOW?もプレゼンがすばらしい。メカニズムはモータで物理的に引っ掻くだけ!
触るとディスプレイ上の人がコケてその反動が指先に返るTouch the Invisibles
もいい。
やはりハードウェアを絡めたタイプのものは心に響くなあ。なんというか、ソフトウェア完結なタイプのアートと比べて無駄度が高く感じられてより好ましいのかもしれないな。こういうのにグッとくる私は短期にそこそこなものを組み上げなければならないタイプのまっとうなエンジニアには向いてないのかもしれないと思う。
佐藤雅彦の君の身体を変換してみよ展はビデオ上映だけだったが、相変わらず良いセンス。「伸びる腕」とか体験してみたい。机に空いた穴に手を入れると机の上のディスプレイに手が倍に伸びた映像が映るのだが、手の先には牛乳パックがおいてあって、机の上の映像がそれをつかむころに穴の中の牛乳パックを実際の手がつかむことで、手が伸びた錯覚を助長するというしかけ。ああ、日本語で説明するのがもどかしい。びよーんと手が伸びるんですよ。たまらんなあ。
あとはTENORI-ONの実機があったので触ってみた。体験時間短すぎ!リズムパターンを作ってレイヤーを重ねようとしたらもうタイムアウトだったのでもうひとつわからんかった。でもあの無限プチプチのようなインターフェイスの触感は良いな。
「にほんごであそぼ」を思わせるFONTPARKもよかった。そうそう、ひらがなっていじると楽しいよね。
いい刺激になった。いずれにしてもなにかアウトプットを出していかないといけないと再認識。
○ すまいり [僕も先月風邪でした。 いきなりの高熱でインフルエンザか?と思い、医者に行きましたが、38度だったので風邪薬で様子見。..]