息が苦しいので内科にいったが「よくわからん」と言われてしまった。心臓も
大丈夫だし胸の音を聞いても異常なし、血液検査しても問題ない。酸素濃度も十分(指にクリップみたいなのを挟んで見れるのね。どういう原理だろ。)。帰り際に「...ストレス多いですか?」と聞かれ、笑顔で「多いです」と即答したがコメントなし。よくわからんものは精神的な原因っつーことか。まあ、そこまでは言ってないし、考えられる可能性を挙げておくのはまっとうな対応だろう。
さて、どの業界にも「わからないときに口にする原因」ってものがある。電気系だと外来ノイズだ、とか、ソフトウェアだとメモリリークだ、とか、半導体だとソフトエラーだ、とか。マイクロソフトだから、ってのもあるな。
大昔から、山火事のときに「山の神が怒っておる」とか言ってきたんだろうし、「原因が分からない」ということに名称や概念を付けるのは、ある場合には便利なこともある。問題自体は何も解決しない場合が多いのだが、少なくともある種の手間は省ける。
で、そのなかでもソフトエラーってかなり「神が怒っておる」っぽい。たぶん半導体に縁のない人は知らないと思うので説明すると、
宇宙から飛来するアルファ線が半導体のメモリセルの電荷を
確率的に破壊して、一時的にデータ化けを起こす
ってやつ。回路ごといかれるハードエラーに対してソフトエラーっていうらしい。最初に聞いたときは「すんごい言い訳考えたなあ」と思ったが、事実これが問題になるケースが多いらしい。まあこれはこれで本当の原因が宇宙線じゃなかったとしてもエラー訂正があれば救えるとかいう話になるので問題は解決できるハッピーなケースだが、解決できないにしても、ソフトエラーという名前をつけることには意味がある。雨が降らない場合に、神を鎮めるために火を起こす、ってのは科学のある側面を示していると思うのだ。
しかし、今の世の中、「ストレス多いですか」に「少ないです」ときっぱり言える人はどれだけ居るんだろうか。
さすがにG4はもうキツイ。そろそろいろんなソフトウェアベンダがPowerPCのサポートを打ち切っていて、とくにGoogleに切られたのがなかなかつらい。Picasa, GoogleIME, Chrome と全部使えないし。
しかしiBookG4の無印良品的美しさといったら歴代で最強と思っているので、同種の美しさのMacBookがを待っていたのだけれどもついに来なかった。
というわけでMacBook Pro購入。いやあ速いのなんの。リビングのネットサーフィン用なんだけれども、これだけのCPUパワーをネット閲覧とメールだけに使うのはまことに贅沢と言わざるをえない。のでいろいろとインストール中。
パッケージ管理システムはFinkとかMacPortsしか知らなかったのだけども、最近はHomeBrewというやつが流行りらしいので使ってみる。ふむ。Fink/MacPortsは大量に依存パッケージを入れられた記憶があるが、こいつは極力Macネイティブのパッケージを使うらしい。
ついでにHDDとプリンタを共有したいのでAirMac Extremeを追加。べつにapple製にはこだわらないんだけど、ちょうどいいのがなかなかないねえ。
Before...
○ あし [>おくさま ごぶさた。JR事故は大丈夫でしたか。 そうなのか、やっぱりストレスって言われちゃうのか。とりあえず呼吸器..]
○ はやかわ [JR事故の話。 まさに通勤経路なんでぞっとしたわ。俺が乗ってる電車のちょうど1時間後のやつやったから、もし遅刻してた..]
○ あし [被害にあった人のことを考えると安易に「良かった」なんていえないけども、無事だったか。まだ生存者が閉じ込められてるそう..]