あしたに日記

■ 北海道食欲ツアー（３）

さあ本日のメインイベント、北海道で２番目に美味いという積丹のうに丼だ。海沿いをどんどんあがる。天気もよくて気持ちよいドライブ。道沿いに何軒かうに丼の店が見えるが、有名な「なぎさ」に直行。メニューはうに丼のみ。

これが今回のベストワンだった。文句なしに美味かった。函館で食べたウニは霞んでしまった。くさみがあるどころか甘い、醤油を付けるのももったいないぐらい。迷わずおかわり。これで１杯２０００円は圧倒的に安い！

この日の宿は新札幌駅のシェラトン。さすがにサービスは一流。でもまあ所詮そんな豪華なツアーではないので、シェラトンだからっつってどうでもない。

すすきのに出てジンギスカンの「だるま」へ向かう。うう、体が「もうカロリーは十分足りています」と主張している。いやまったく君は正しい。しかしながら食べない、という選択はない。しかたないのでぐるぐる歩き回ってキャベジンを飲む。

ということで腹をすかせて食べた。美味い！くさみなんか全然ないし、刺身でも食えるんじゃないかというぐらい柔らかい。またタレがすばらしく美味い。結局肉をおかわりしてしまった。

■ 忘却と／接客

友人たち（ハナイ／テケシマ）によるユニット、「接客」のアルバムが発売された。Amazonにはけっこう前から出てたのだけど、iTMSに入ると聞いてたので待ってたところようやく入荷したようなのでポチってみた。
ちなみにAmazonは、「この商品を買った人は西原 理恵子を買う傾向にある」と主張している。あいつらだな。

彼らの曲はライブでしか聞いていないのだけども、やっぱヘッドフォンで聞くと細部まで聞き取れてよい。しかし最近の技術の進歩のおかげで、ほんとうにアマチュア／セミプロの音源の質は上がったなあと思う。もちろん彼ら自身の力量もあると思うが、シャッフルして聞いてるとイントロぐらいではプロかどうか判別つかないことがある。

アングラに徹せず、かといってポップすぎもせず、淡々としているようで熱い。絶妙のバランスで、浮遊感たっぷりなオケにヘヴィーなリフと電子音が絡む。いろんな音楽を消化できているのだなあと思う。ときどき未消化なもの（「くるりかよ！」）が混じるがそれもまたよし。あとはともかく歌詞が良い。
僕らはいつも笑いあってばかりで大事なことを言い忘れてしまう
この１行は特に好き。季節が終わるたびに聴きたいアルバム。今ならまだ夏の終わりには間に合います。