友人たち(ハナイ/テケシマ)によるユニット、「接客」のアルバムが発売された。Amazonにはけっこう前から出てたのだけど、iTMSに入ると聞いてたので待ってたところようやく入荷したようなのでポチってみた。
ちなみにAmazonは、「この商品を買った人は西原 理恵子を買う傾向にある」と主張している。あいつらだな。
彼らの曲はライブでしか聞いていないのだけども、やっぱヘッドフォンで聞くと細部まで聞き取れてよい。しかし最近の技術の進歩のおかげで、ほんとうにアマチュア/セミプロの音源の質は上がったなあと思う。もちろん彼ら自身の力量もあると思うが、シャッフルして聞いてるとイントロぐらいではプロかどうか判別つかないことがある。
アングラに徹せず、かといってポップすぎもせず、淡々としているようで熱い。絶妙のバランスで、浮遊感たっぷりなオケにヘヴィーなリフと電子音が絡む。いろんな音楽を消化できているのだなあと思う。ときどき未消化なもの(「くるりかよ!」)が混じるがそれもまたよし。あとはともかく歌詞が良い。
僕らはいつも笑いあってばかりで大事なことを言い忘れてしまう
この1行は特に好き。季節が終わるたびに聴きたいアルバム。今ならまだ夏の終わりには間に合います。