トップ «前の日(11-09) 最新 次の日(11-11)» 追記

あしたに日記[RSS]

Wiki/Bookmark/Top


2004-11-10

マイクロフルイディクス

と聞いて、

「小さくて古いディスク?DataPlayとか?」

と、一部の人にしかウケないジョークを思いついたが、やはり間違えるよなあ。

そもそも長いカタカナ語を使いたいだけちゃうんかと。


2005-11-10

未亡人の一年/ジョン・アーヴィング

やっと読めた。

ジョン・アーヴィングの本はやたら長くて、しかも最初の1/4から半分ぐらいまではかなり読みにくい。しかし過去の経験上、後半に必ずストーリーに引き込まれ、最後に号泣するとわかっている。わかっているので、ハードカバーのうちに買ったのが2000年6月のことであったが、結局最初の壁を越えられず、そのままBookOffに行ってしまった。

そうこうしているうちに文庫が出たのが今年の8月で、買い直してからもまた壁にぶつかり、長らく書棚に積まれたままだったのだが、今回やっと読み終えた。なので、最初にページをめくってから読み終えるまでに実に5年以上かかったと言える。

1週間前ぐらいにようやく上巻の後半ぐらいまでやってきて波に乗り、あとはすごいスピードで読めた。そしてラストは通勤電車の中で本気で泣きそうになった。

家族、人生、愛、赦し、そういうのがテーマ。まあ、ジョン・アーヴィングはだいたいそうだと言っても過言ではないのだが。「ガープの世界」しかり、「サイダーハウス・ルール」しかり。こういう本は高校生の頃に読んでも価値がわからなかっただろうなと思う。

人におすすめするにはアレですが、良い本でした。映画はいつだっけと調べたら
もう先月からやってるよ!しかも恵比寿ガーデンシネマのみか!..まあえげつないセックス描写とか多いし、前作「サイダーハウス・ルール」みたいにはいかないか。ええ話なんやけどねえ。


2007-11-10

うちの子の好きなもの

うちの子は散歩の途中、いくつかのものを見つけると、指差したままその場を離れなくなります。どれも普段は名前で呼ばない類のものなので人に説明するのに困ってしまいます。絵心がないのでアレですが、下の絵がその3つです。

サインポールなど

サインポールは床屋の前にある、ぐるぐる回っているあれです。Wikipediaのサインポールの項はGIFアニメまで搭載していてサインポールへの愛を感じます。サインポール好きな男について歌った、クルクルフェチという曲があるそうですが未聴。

スカシブロック。これは今日名前を知りました。塀に使われているコンクリートブロックに、通気や装飾のためにこういう形の穴の開いたブロックが混じってるかと思いますが、これをスカシというそうです。こういったものにも、やはり愛を抱いてしまう方はいるようで、大学の社会文化調査実習でとりあげられたりしています。このページを子供に見せたら大興奮でした。けっこういろんなタイプがありますし地域性もあって面白いようですが、なにせ人ん家の壁なので取り扱い注意です。うちの子も人ん家の壁を強力に指差して家主にいやな顔をされたりしています。

トラテープはわかりますよね...案外通じないのですが、立ち入り禁止領域などを示すのに使われる黄色と黒の縞々模様を作るためのテープです。こないだホームセンターでトラテープを買って、サランラップの芯に貼り付けてあげたら大好評でした。1歳児のおもちゃのためにトラテープを買った人間はそうそういないだろうな...。トラテープにはいろんな種類があって、もともと斜めになっているタイプと、棒状のものに巻きつける前提で平行になっているだけのタイプがあります。それぞれ何型とかいって分類されているようです。世界にはわれわれの知らない分類がまだまだあるのだなと思いました。
ところでこの模様自体はやはり「トラ模様」と呼ぶのでしょうか。ペンキで塗られているタイプをどう呼べばいいかわからずやむを得ずひっくるめて「トラテープ」と呼んでます。

どれも「パターン」に関係するアイテムなので、パターンマッチに関する能力が成長する時期なのかなあなんてことも思います。そんな深読みをしなくてもサインポールとトラテープはもともと人の注意を引くために作られたものだから気になって当然なのですが、スカシブロックが謎だ...。まあなんにせよ、物事への興味はこれからも持続してほしいと思いますが、考現学者で飯を食うのは大変だと思うので、進路を決める際には慎重にお願いしたいところ。


2008-11-10

夢と魔法

怪獣大戦争

長男が3歳になるまえにと、千葉県にある夢と魔法の国(海のほう)に行ってきました。3歳になると魔法のせいか有料になるのですよ。まあ、妥当な設定だと思いました。ほとんど遊べるアトラクションがなかったし、町並みの楽しさなんかもほとんど分からず、情報量が多すぎて放心状態でした。おまけに天気に恵まれなかったのですが、それでも、あとから聞くとそれなりに楽しんでくれたようでよかった。

写真は夜のショーでの、「火の精と水の精の感動的な邂逅」らしいのですが、どっちかいうと「キングギドラ対メカゴジラ」という風情です。子供はおびえてました。

さて、今回、体力のない我が家では以下のようなスーパー軟弱プランを適用しました。

  • 日曜の朝出発。横浜駅から直行バスで現地まで。
  • 昼すぎに一度パークを出て新浦安のホテルに。
  • 夜までホテルで休憩。新浦安の駅ビルで食料を買い込んで早めの夕食。
  • 夕食後に再度パークに戻り、夜のショーを見る。
  • 月曜は有給休暇なのでホテルで爆睡。パークに行かないで朝飯食って即帰る。荷物は宅配。

なんというやる気のなさ。しかし、これ、ずいぶん楽でした。ポイントは新浦安の提携ホテルを抑えること。安いけどそんなに遠くないしシャトルバスが出てます。あと、新浦安の駅ビルがなかなか使えます。ユニクロで防寒着を買い足したりしました。パーク内の飯を極力食わない、というのは良いプランだと思います。飯は高いしマズいし混んでるしで体力を奪われます。また、閉園後のホテルには人が殺到してチェックインに超並んだりするのですが、その点も早めのチェックインが素敵でした。注意は、朝ゆっくり起きてそのまま帰る、という人間がほとんどいないためか、その時間帯のシャトルや直行バスの本数が無いこと。1時間に1本て。

子供連れであんなところ行けっこないよ!という方にはお勧めプランです。いや、経済的に余裕のあるかたはミラコスタに泊まるのが最強ですよ、もちろん。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

kae [お疲れ様でした〜 実は私、まだ海の方には行ったことがないのです。 子供の時に夢と魔法の方に行ったっきりです。 どうも..]

あし [どもども。光も闇もともに大事にしたほうがいいと思うこのごろですよ。]