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2004-03-19 [長年日記]

14歳からの哲学

14歳からの哲学 考えるための教科書(池田 晶子)

たまには珍しいもの読もうと思ったらベストセラーだったのか。知らなかった。哲学史や理論どころか哲人の名前もろくに出てこない。14歳と銘打つだけあって難しい言葉も出てこず、ひたすらに問いかけに徹し、疑問を持たせることに注力している。

教科書にありがちな、答えさせたい内容が見え見えの質問ではない。こういう教科書はあってもいいかもしれないな。「君は〜なんだろ」みたいな口調がちょっと何だが。

断言しているのは、無はない、宇宙と夢は等価だ、ということぐらいか。