友人の結婚式が、彼の実家である広島で行われるということで、初の広島。
せっかく行くのだからお好み焼きを食べまくろうと式の前日夕方に着いて早速向かったのは皆実町の「ひらの」。こうの文代ファンにしかわからないでしょうが、明らかに名前で選びました。いや、それ以外にも、実はここには、他の店に無い「そばライス」があるので楽しみにしてたのです。
お好み焼きそのものの写真は店の雰囲気的に難しそうだったので外観だけ。
広島風お好み焼きってのは、クレープ状の生地で野菜炒めにふたをして蒸し焼きにしたものを、かりっと炒めた焼きそばの上に乗っけて、ひっくり返して生卵でとじる、というもののようだ。まあいろんな流派があろうけど。ここのはその野菜炒めのところに米が混じるという、炭水化物好きの私にぴったりのオールラウンド炭水化物メニュー。大変おいしゅうございました。
さて、とりあえず中心部に戻って、腹ごなしにあたりを散歩。ドームってこっちだっけ...と歩いて行くと急に現れた夕暮れのドーム。次の日の朝にも見たんだけど夕暮れのほうが映える。思ったより小さいが存在感は大きく、ぐるりと回って写真を撮りまくる。その後しばしベンチに座り、始まりがあったとは限らない種類の憎しみとか、平和という言葉に含まれるある種の後ろめたさのようなものについて想いをめぐらす。
夜の平和公園をぐるりと散歩。小さすぎず大きすぎずとてもよい公園だ。人ごみでごった返す感じでもなく、じつに居心地がよい。歩道もやけに広いし、緑や川が多く、いい感じだ。かといって市街地にはひととおりのものはそろっていて、京都の河原町付近に風情が似ている。
いい感じに足がくたびれたところで次のターゲットであるところの八昌へ。怪しげな繁華街を抜けて行くと突然、超有名店だけあってえらく人が並んでいる。待つこと30分ほどで店内に入れたが、それからさらに焼き上がるまで30分近く。しかし、待っただけのことはあった。ソバの焼き具合、出汁加減、オタフクソース、マヨネーズ。これだよ俺の求めてたものは。さすがに短時間に2枚はきついが汗だくになりながらたいらげる。ふと壁を見ると「東京店」の文字。なんだ東京にあるのか−。先に言ってくれー。っていうか小田急じゃん!近いじゃん!まあでも美味かったからいいや。今度行こう。
あわよくば3軒目、と、思ってたがやっぱり、うどんのような食べ方はできないな。でも2軒で十分堪能できた。