Qt4.5がリリースされました。Qt(キュート)はクロスプラットフォームなライブラリで、特にGUIが得意です。KDEのベースとなっているし、Google Earthなどもこれで書かれています。
今回のリリースで重要なのは、ライセンスにLGPLが追加になったこと。
商用アプリケーション、とくにQtが最近力を入れている組み込みプラットフォームへの採用が加速されると思われます。
それ以上に忘れてはならないのは、IDEであるQt Creatorが正式版に
なったこと。この手のライブラリに付属している開発環境はだいたいにおいて重く使いにくくダサいという印象を持っていますが、非常に使いやすく、軽く、そして見た目もなんというか今風、という魅力的なものです。
このすばらしさを伝えたい!ということでインストールから簡単なアプリ作成までをがんばって書いてみました。
こちらです。
Qt Creatorの日本語での情報はまだあまり見かけないので、参考になれば幸いです。Enjoy Qt!
最初に入った会社で最後に関わったプロジェクトで、とある組込み機器のUIにQtを採用してました(プラットフォームは組込みLinux)。結構高額なライセンス料金を払った様でした。<br>私は画像処理屋だったのでQtには触りませんでしたが、今度のリリースでLGPLライセンスが可能になったのは素晴らしい事ですね。仰るように組込み機器への採用が進むと思います。勉強してみようかな。
こんにちは。組み込みな開発環境は、大手はみな狙っているようですね。どうなることやら。