読了。上下巻ではなく1,2巻表記なので終わっていない説もあるが公式には否定されているので読了。とはいえ村上春樹の作品群はマイケル・ムアコック的に(あるいはデレク・ハートフィールド的に)相互に関連していることが多いので別作品の形である意味続きは読めるだろう。
しかし文芸書のハードカバーが売り切れるという事態は異常だなあ、近所の本屋のうち四件目でようやく入手。町の書店オワタと思う瞬間であった。
内容はまあいつものかんじで、安心して心配できる、とでも表現しようか。手法としては新しくなくても新しいものは創り出せるのだなあ。